40代を過ぎるとなかなかお仕事が見つからないですよね。
でも、見つからない原因は、求人の職種選びに原因があるのかもしれません。
ここでは、筆者の派遣歴を元に、年齢やスキル、経験不問の、40代からでも働きやすいおすすめの職種を解説します。
軽作業・製造業全般
派遣求人は、軽作業や製造業のお仕事が多い傾向にあります。
具体的には、以下のようなお仕事内容ですね。
- 検品
- ピッキング
- 梱包
- 仕分け
- ポスティング
- 入出荷
- 商品管理
- 組立/加工/検査
- 運搬/搬入
- 箱詰め出荷作業
- シール貼り
基本的には、物流業界のお仕事が多く、未経験からでも働けるため、主婦層に人気です。
将来性については、自動車免許やフォークリフト免許を取得すれば、工場構内の運搬業務を担当できるようになるため、仕事探しでも有利になるでしょう。
介護職
超高齢化社会である日本において、今後ずっと介護職の需要は伸び続けると予想できます。
介護士として働くには、未経験者でも求人はありますが、まずは「初任者研修」を修了して基礎知識をつけて働くのが一般的です。
初任者研修を含む資格にかかる受講料金は、派遣会社に登録して働くことで実質0円となるキャンペーンを開催しているところが多いです。
介護職は、ビジネスマナーやPCスキルといった会社員としての経験値をまったく必要としない職種なので、40代で未経験からスタートしている介護士は多いです。
介護士として3年以上の経験を積めば、国家資格である「介護福祉士」を取得できるようになり、転職活動でもかなり有利になるでしょう。
保育士
保育士とは、0歳から6歳までの未習熟児の保育を行う職種であり、国家資格が必要となります。
保育士試験は筆記試験が8科目、実技試験が2分野になっており、試験時期は前期と後期に分かれています。
筆記試験 | 実技試験 | |
---|---|---|
前期 | 4月下旬 | 7月上旬 |
後期 | 10月下旬 | 12月上旬 |
保育士試験で一度合格した科目は、最大3年間有効となるため、長期にわたり準備期間を設けられる方が有利です。
社会人・主婦が保育士になるには?
社会人や主婦がこれから保育士を目指すなら、国家資格がなくても「地域限定保育士」や「子育て支援員」で働けるルートもあります。
「地域限定保育士」になるには、各地域の自治体で実施されている試験に合格する必要があります。
資格を取った地域で3年働くと、日本全国どこでも働けるようになる制度です。
講習会に参加するだけで取得することができて、合格した科目は保育士試験で免除となります。
また、研修を受けるだけで取得できる「子育て支援員」など、保育士不足によって未経験からでも働けるチャンスは拡大傾向にあります。
現在の日本では、保育士不足は社会問題にまで発展してるほどです。
つまり、今後も需要は伸びることが間違いないので、保育士として経験を積めば50代、60代になっても働き続けられる可能性はかなり高いと言えます。
まとめ
今回挙げた職種の「介護職」「保育職」は、分類としては専門職となります。
専門職を40代から始めるのは腰が引ける…という方は、営業や接客業全般も視野に入れてお仕事を探してみてください。
営業職は、今では新規開拓ではなく、得意先を訪問するスタイルもありますし、派遣なら厳しいノルマを課せられる心配はありません。
何より、営業は若いから有利になるポジションではなく、むしろ30~40代あたりの年齢だと先方から信頼を得やすいメリットがあります。
接客業も同様に、お客様への気遣いやサービスは、40代以降の派遣スタッフの方が得意なケースが多々あります。
介護職もそうですが、ヒューマンスキルに自信がある、人が好きだという方は、適性が高いかもしれません。
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